カレントディレクトリの変更

cc などのコマンドは、常に、どこか1つのディレクトリの中で実行されます。 このディレクトリは「カレントディレクトリ」と呼ばれ、 どんどん変更して行くことが可能です。

パネルの をクリックして端末ウィンドウを 開いた状態では、カレントディレクトリは各ユーザーの ホームディレクトリになっています。 つまり、その端末ウィンドウで実行されるコマンドは、 すべてこのホームディレクトリで実行されます。

この状態で、たとえば「cc  -o  myprog  myprog.c」 というコマンドを実行すると、 ホームディレクトリに置いてある myprog.c というファイルが コンパイルされ、その結果作成された myprog という名前のオブジェクトファイルが ホームディレクトリに置かれます。

しかし、cc コマンドを実行するときのカレントディレクトリが 別のディレクトリに変更されている場合は、 同じ「cc -o myprog myprog.c」というコマンドを実行しても、 それは、別のディレクトリに置いてある myprog.c というファイルを コンパイルして、その結果をそのディレクトリに置くということを意味します。

たとえば、自分のホームディレクトリに Kiso1 という名前のディレクトリが 作成されており、そこにソースファイルが置かれている場合、 まずカレントディレクトリを Kiso1 というディレクトリに変更してから cc コマンドを実行することで、Kiso1 に置いてあるソースファイルを コンパイルしたり実行したりすることができます。

カレントディレクトリを変更するのには2つの方法があります。 どちらの方法を使ってもかまいません。