自宅でのJavaプログラミング環境の構築法

グラフィックス基礎・演習の Java プログラミング環境と同様の環境を 自宅の PC (Windows/Lunux) に作る場合は次のようにしてください。 必要なソフトウェアはすべて無料で入手可能です。

  1. JDK (Java Development Kit) をダウンロードする

    Oracle 社の 「Java SE Download」のページから、 「Java Platform (JDK) 7uXX」へ進み 最新の Java SE Development Kit 7 をダウンロードします (XX の部分はバージョンによって変わる2桁の数字です)。

    使用している OS に合わせて、次のファイルをダウンロードしてください。
    OSダウンロードするファイル
    Windows (32bit)jdk-7uXX-windows-i586.exe
    Windows (64bit)jdk-7uXX-windows-x64.exe
    Linux (32bit)jdk-7uXX-linux-i586.tar.gz
    Linux (64bit)jdk-7uXX-linux-x64.tar.gz
  2. JDK (Java Development Kit) をインストールする

    Windows の場合は、ダウンロードした exe ファイルを起動して インストールを行います。 Linux の場合は、ホームディレクトリで
       $ tar xzf jdk-7u*-linux-*.tar.gz
    
    のように tar コマンドでダウンロードしたファイルを展開します。
  3. この科目のクラスライブラリをインストールする

    この jar ファイル をダウンロードして適当なディレクトリに置き、 第2回の配布資料 の「付録:クラスパスの設定」のように、ダウンロードした jar ファイルのパス名を CLASSPATH に追加します。

    この jar ファイルは時々更新されます。 常に最新版を使わないと、大学でで きることが自宅ではできないといったことが起こりますので注意してく ださい。

    現在の最新版は2013年7月22日版です。

  4. 環境変数 PATH の設定を行う

    CLASSPATH の場合と同様に、PATH という環境変数を次のように 設定します。 PATH は、java や javac などのコマンドを実行しようとした際に、 そのコマンドを探索するディレクトリの一覧です。

    Windows の場合は、PATH に
    C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_XX\bin
    を設定します。 ただし、XX の部分は、ダウンロードした JDKのバージョンによって 変わる2桁の数字です。

    すでに PATH に何らかの値が設定されている場合は、その末尾に

    ;C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_XX\bin
    を追加してください。

    Linux の場合は、~/.bashrc などに

    PATH=${PATH}:$HOME/jdk1.7.0_XX/bin
    export PATH
    を追加してください。
  5. テキストエディタをインストールする(Windows の場合)

    Windows の場合、「メモ帳」で Java のソースファイルを編集することもできますが、 TeraPadサクラエディタ など、 もう少し高機能なテキストエディタをインストールしておくと便利です。

以上です。